Build to think
確かデザイン思考に由来するものだったと思うが、「Bulid to Think」という考え方がある。「考えるために作る」という意味だ。抽象の世界に留まってしまっている人に、僕はよく自分の手を動かしてプロトタイプを作ってみることをお勧めしている。プロトタイプといっても大げさに考える必要はない。紙とペンさえあればプロトタイプは作れる。アイデアを客観的に見える形に一旦してみるのだ。そうすることで、自分のアイデアが現実に即していなかったり、実現可能性が足りないことに気づくことが出来る。抽象的に考え、プロトタイプによって具体化し、客観的に評価してみる。こうして抽象と具体をいったりきたりすることでアイデアが洗練され、かつ現実性が増していく。
丹野さんの記事より